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■目次
・Salesforce Data Cloudとは
・Data Cloud Provisioningってなに?
・Data Cloud Starterライセンスとの違いについて
・利用イメージ
・ユースケース
・Account EngagementとDataCloudを組み合わせるメリット
・セグメンテーションの自由度がUP!
・Web行動をベースとしたセグメンテーションが可能に!
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Salesforce Data Cloudとは
前回の記事でData Cloudについて詳しくご紹介しております。
Salesforce Data Cloudとは
■Data Cloud Provisioningってなに?
Data Cloud Provisioningは、有償版の「Data Cloud Starter」ライセンスの「超小規模版」として無償提供されている
Data Cloudのライセンスになります。
Data Cloud Starterは「処理行数ベース課金型」の価格設定になっており、「〇〇行数〇〇クレジット」と処理数ごとに課金されていく仕組みです。これを事前に購入いただき超過した分は別途支払いをするという形になっています。
事前に購入するクレジット数はStarterでは「1,000万クレジット」 、Provisioningでは「25万クレジット」分です。
注1
SalesforceのEnterprise エディション 以上のライセンスを契約されている企業様が対象になります。
Enterprise以上のライセンス契約がない企業様はご利用ができません。
注2
ProvisioningからStarterへの切り替えは「新規環境」を構築する必要があります。
Data Cloud Starterライセンスとの違いについて
Starterライセンスとの違いは以下の表のとおりです。
データ量の制限はありますが、Tableauライセンスが1つついているので「BIツール」も試しに使うことができるようになっているようです!(2024年7月時点での情報で今後変更になる可能性はございます。)
利用イメージ
無償提供されている「25万データクレジット」はどれくらいのデータ量を処理可能なのでしょうか。
Salesforce社では、以下の内容が目安としているそうです。
- 会員数(顧客数)1万人 ID統合が週に1回程度
- 会員数(顧客数)10万人 ID統合が年に4-5回程度
- 会員数(顧客数)50万人 ID統合が年に1-2回程度
会員数が小規模な場合、統合数を制御することで問題なく使えそうです。
会員数が多い場合は「トライアル」として利用し本格運用の必要性を検証するなどのケースで利用できそうです!
※補足
データサービスクレジット・・・・→データ処理量(バッチデータ量など)
データストレージ・・・・・・・・→Data Cloud に保存されているデータの量
システム管理者権限・・・・・・・→Data Cloudの権限セットが付与された、Salesforceの管理者ユーザー
社内IDユーザー・・・・・・・・・→ Identity ライセンスユーザー(Data Cloudの機能は利用できない)
アクセス可能数・・・・・・・・・→ユーザーへの割り当てが必要な権限セット数
インテグレーションユーザー・・・→API 限定で Salesforce にアクセス可能なユーザー
Tableauクリエーター ・・・・・・→Tableauクリエーター
データスペース・・・・・・・・・→デフォルトのデータスペースを超えるデータスペース数が課金対象
セグメンテーション・・・・・・・→セグメントを定義していく中で処理される行数が課金対象
アクティベーション・・・・・・・→セグメントに対して「有効化」されたデータの処理の行数が課金対象
広告オーディエス・・・・・・・・→Google/Meta/Amazonなどの広告媒体にセグメントを連携する本数毎に課金
ユースケース
Data Cloudの旧モデルは「Salesforce CDP」として販売されていました。CDPは「BtoC」や「マーケティング」の要素が強い印象ですが、Data Cloudは、
CRMのための顧客データ基盤、「アプリケーションCDP」
という位置付けで、個人単位のデータの活用はもちろん、取引先単位でもData Cloudでデータを「統合」し活用が可能です。
事業部毎に管理していたデータが統合されることで、新たなインサイトや、クロスセルの機会が作れるかもしれません!
- 事業部ごとに管理されていた「取引先」のデータを統合、組織全体で分析や傾向を把握する!
- 使い慣れたレポート・ダッシュボードに外部データの情報を追加し、可視化する!
- 自動アクションの「トリガー」にData Cloud」で作成したセグメンテーションを利用することで、
- 高LTV客をターゲットにしたよりリアルなアクションの設定が可能に!
- 今まで配信していたリストメールが、よりパーソナライズされメール配信が可能に!
-
Account EngagementとDataCloudを組み合わせるメリット
Account EngagementはSalesforceが提供しているMAツールです。
Data ClaoudとAccount Engagementの連携(Provisioning利用時はオプション購入で利用可能です。)でさらに便利に効率的にマーケティング活動を実施いただくことが可能です!
セグメンテーションの自由度がUP!
Growthエディションでは「リード」「取引先」「取引先責任者」「商談」のオブジェクトと連携が可能ですが
カスタムオブジェクトの情報などの連携はできません。
Advancedエディション以上ではカスタムオブジェクトの連携は可能ですが数に制限があります。
Data Cloudを活用することで、Data Cloudで連携されたさまざまなデータをもとにセグメンテーションを作成し
Account Engagementに戻すことが可能です。これにより様々な状況にあわせたセグメンテーションリストを作成できます。
他にも、「2階層以上のセグメンテーション」の作成や、Data Cloudの持つ「Einstein類似セグメント機能」を活用した
リストの作成が可能になります。
Web行動をベースとしたセグメンテーションが可能に!
Account Engagementでは「cookie」を発行してお客様の行動履歴を取得することが可能です。
しかし、それを元にセグメンテーションを作ることはデフォルトの機能では出来ませんでした。
Data Cloudには、Account Engagementからこの「行動履歴」データが連携できるようになる予定です。
・直近30日以内に10回以上アクセスがあり、ページの滞在時間も15秒以上と長いプロスペクト
・営業が60日以上アクションを取れていない企業から直近1週間以内に5回以上アクセスがあった企業のプロスペクト
など、Web行動の情報をもとにセグメンテーションの作成ができるようになると
顧客へのアプローチへの大きな助けになります!
他にもAccount EngagementとData Cloudの連携で便利になる使い方が多数あります。
ぜひ気になる企業様はお気軽にお問合せください!
最後に
いかがでしたでしょうか? Salesforce社がもっとも力を入れているソリューションである「Data Cloud」、活用次第で色々な要素でご利用いただけるかと思います。
Salesforce社でもご利用ガイドが用意されておりますので、ご参考になさってください。
もし初期設定や、使い方がイマイチわからない、サポートが欲しいなどの場合は、ぜひ弊社にご相談ください!