Defualt

【 Salesforce活用ブログ】Einsteinが知りたい!Column

2026.08.12

【 Salesforce活用ブログ】Einsteinが知りたい!
 
このところビジネスに欠かせない存在になってきた「生成AI」のサービス。学習モデルやUIによって得手不得手もあり、複数のプロダクトを利用している方も多いのでは。そして、Salesforceといえば最も早くにAIを取り入れたサービスの一つ。ユーザーにはおなじみの「Einstein」と名のつく機能の数々ですが、近頃はサービスや機能が飛躍的に広がり、業務に与えるインパクトもどんどん大きくなっています。今回のブログでは日進月歩のEinsteinの「今」に迫ります!
 
ビズブーストでは、Salesforce運用に課題を持つ企業様に向けた無料相談を実施中です。 戦略の見直しから、具体的な運用改善提案までご支援いたします。お気軽にご相談ください。
 

--------------------------------------------------

■目次

・「Einstein」とは
業務ごとのAI製品
 1.セールス向けAI
  a.主な機能 
  b.用途の例
  c.価格
2.カスタマーサービス向けAI
  a.主な機能
  b.用途の例
  c.価格
3.マーケティング向けAI
  a.主な機能
  b.用途の例
  c.価格
・まとめ
--------------------------------------------------

「Einsteinとは

Salesforceユーザーにはおなじみの「Einstein」ですが、なかなか具体的に”どういった機能”か説明しづらいですよね。ひとことで言えば、「Salesforceに組み込まれたAI機能群」のこと!
様々な機能の集まりなので、利用するライセンスや環境によって触れ方や理解度もまちまちなのです。
早い段階から製品に組み込まれてきたEinsteinですが昨今のAI技術の進歩に伴って、よりインパクトの大きなサービスへと進化しています。

 

業務ごとのAI製品

Einsteinと名のつく機能は多岐にわたりますので、今回はセールス向け、カスタマーサービス向け、マーケティング向けの3ジャンルに向けた機能やどのように業務に活かせるか、また利用にあたり必要なライセンス料についても調べてみました!
(機能や料金は2024年8月末時点の機能や価格となっておりますのでご了承ください)
 

セールス向けAI


営業効率を高め、蓄積された情報をさらに有効に活用しながら、営業プロセスの自動化や顧客との関係強化を推進してくれます。
 
a.主な機能
1.セールスメール
 CRMデータをもとにパーソナライズされたメールを自動的に作成する機能です。
2.Einstein会話インサイト
 通話の要点を簡潔にまとめるだけでなく、内容からスケジュールや業務をサジェスト。
3.Einsteinリレーションインサイト
 見込み客と取引先を自動で調査。ウェブ全体から情報を抽出しCRMに取り込むことも可能。
4.Einstein for Sales
 AIによってさらに精度が高められた売上予測や商談インサイトで、リスクやギャップ評価します。
 
b.用途の例
自動的に作成されるメールでは、自己紹介や打ち合わせのスケジューリング、打ち合わせのフォローメールなど地味に時間のかかる作業が数秒で完了!
顧客との会話から反対意見や競合、価格設定などの主要なインサイトを特定してくれるので、スピーディかつ的確な行動につながります。
Einsuteinリレーションインサイトではウェブ全体から顧客に関連性のある情報が抽出されます。
担当者の内容精査を経て更新を保存することも。
案件の優先順位もAIが見極めてくれます。
リードの情報や過去のデータから見た商談の健全性、関連する営業活動に基づき、推測や経験に頼らない意思決定を可能に。
売上予測の精度も向上します。
 
c.価格
AI機能を含んだライセンス(Unlimited、Einstein 1 Sales)と、それ以外のライセンスにアドオンできる「Einstein for Servise」でAI機能を追加することもできます。
Einstein for Sales(アドオン)・・・9,000円(ユーザー/月)
Sales Cloud
Starter 3,000円(ユーザー/月)
Professional 9,600円(ユーザー/月)
Enterprise 19,800円(ユーザー/月)
Unlimited 39,600円(ユーザー/月)・・・予測AI
Einstein 1 Sales 60,000円(ユーザー/月)・・・生成AI、Data Cloudとネイティブ連携
 

2.カスタマーサービス向けAI

a.主な機能
・サービス返信
 AIが生成する返信を活用して、処理時間を短縮しながら顧客満足度を高めます。
・会話サマリー
 返信を生成するだけではなく、会話終了後のまとめなどナレッジベースの充実を加速します。
・ネクストベストアクション
 その時々で適切なアクションをAIがレコメンド。問い合わせへの返信も候補を都度表示します。
・Einsteinボット
 ボットビルダーを使って簡単にボットを構築。様々なプラットフォームで、他言語化も可能です。
 
b.用途の例
顧客とのやり取りからリアルタイムでコンテンツを分析し、ショートメッセージやメッセージアプリでAIが返信を生成。
担当者はワンクリックで共有したり編集して送信したりといった処理時間の短縮だけでなく、会話終了時にはEinsteinが問題の解決策についても概要を作成し、ナレッジの蓄積を加速。対応中には適切なナレッジを提案するなど頼れる存在です。
レコメンドといえば、割引や修理対応、アドオンサービスといった、顧客に対する適切なアクションを提示して担当者をナビゲートしてくれるのも心強いですね。
さらに、一般的な回答や定常的なプロセスならボットに任せてしまうのはいかがでしょうか?
ビルダーを使って簡単に構築できるボットは他言語対応や多くのプラットフォームで利用でき、顧客体験の向上に寄与します。
 
c.価格
AI機能を含んだライセンス(Unlimited、Einstein 1 Service)と、それ以外のライセンスにアドオンできる「Einstein for Servise」でAI機能を追加することもできます。
Einstein for Service(アドオン)・・・9,000円(ユーザー/月)
Service Cloud
Starter 3,000円(ユーザー/月)
Professional 9,600円(ユーザー/月)
Enterprise 19,800円(ユーザー/月)・・・カスタマーサービス向けAI
Unlimited 39,600円(ユーザー/月)・・・AIチャットボット
Einstein 1 Service 60,000円(ユーザー/月)・・・生成AI、Data Cloudとのネイティブ連携
 

3.マーケティング向けAI

マーケティング分野では、あらゆるステップで勘や経験に頼らないAIによる予測やインサイトが有効活用できます。
 
a.主な機能
1.セグメント作成(Data Cloud for Marketing)
AIの力で分散したデータの統合・分析活用。自然言語で正確なセグメントを素早く作成できます。
 
2.コンテンツ作成(Account Engagement)
お馴染みのAccount Engagementではコンテンツ作成や選択にAIを活用できます。
 
3.AIスコアリング(Account Engagement)
マーケティングデータを自動的に分析し、期待値の高い見込み客・リードを特定します。
 
4.嗜好プロファイリング(Marketing Cloud Personalization)
現在のインテントデータと過去のビジネスエンゲージメントから顧客の嗜好・興味を特定します。
 
b.用途の例
現代の企業は非常に多くのデータを扱い、その扱い方が結果に大きな差を生みます。
例えば今まで数週間かかっていた顧客のセグメンテーションが数秒で完了し、日常的に使用している自然言語での指示が可能だとしたらどうでしょう?
また、そうしてセグメンテーションされた顧客が細分化されるほどに、より多くのコンテンツを用意する必要も出てきますよね。そこでブランドイメージに合ったコピーやビジュアルを即座に作成できるのもAIならではの特徴です。
マーケティングデータに依拠した期待度の高いリードや重要な取引先が特定できる、Einsteinスコアリングはデータの蓄積に伴って精度も向上していきます。
さらに顧客への適切なアプローチに欠かせない、嗜好の把握もAIがリアルタイムにプロファイリング!様々なチャネルから個々に合わせたメッセージやパーソナライズされたオファーなどはコンバージョン率の向上に欠かせません。
 
c.価格
全体的にマーケティング関連製品は高価格ですが、ユーザー数ではなく組織あたりの価格となっています。
 
Data Cloud for Marketing:12,960,000円(組織/年)
 
Account Engagement:
・Advanced 528,000円(組織/月)・・・AIスコアリング等
・Premium 1,800,000円(組織/月)・・・全ての機能を装備
 
Marketing Cloud Personalization:
・Premium36,000,000円(組織/年間)・・・AIを活用したネクストベストアクション等
 

 

まとめ

常にアップデートがかかっているEinsteinサービスの現時点での主要な情報をまとめてみましたが、いかがでしたか?
ご利用のライセンスによっては既に活用いただいている機能もあるかもしれませんが、とにかく進化の早いAI機能をキャッチアップする一助になれば幸いです。いち早くAIを取り入れてみたいむきには、いずれも30日間の無料トライアルを利用してまずは触れてみるのも良いかもしれませんね。
 
 

著者情報 ビズブースト編集部

ビズブーストブログは、「課題を成長に変える」ための実践的な情報メディアです。営業、マーケティング、採用、テクノロジー。どの分野であれ、あなたの「今」の疑問に答え、明日からの具体的で実行可能なアクションを引き起こすノウハウを執筆しています。