Salesforceの学習プラットフォームといえば「Trailhead」がお馴染みですが、講師から直接学び、実際に手を動かして最新機能を習得できる「Trailhead Academy(トレイルアカデミー)」はご存知ですか?
今回は、自律型AI「Agentforce」のワークショップに参加してきたので、その様子をレポートします!
1. Trailhead Academyとは?
Trailhead Academyは、Salesforceのエキスパートから直接学べるトレーニングサービスです。 無料の自習サイト「Trailhead」とは異なり、認定講師によるリアルタイムの講義や、特定のトピックに特化した演習を通じて、実務に直結するスキルを短期間で習得できるのが最大の特徴です。

2. ワークショップとは?
ワークショップは、90分〜120分程度のオンラインセッションです。受講して感じた最大のメリットは以下の3点です。
- 専用のデモ環境で「ハンズオン」ができる: 自分の会社の環境を一切汚すことなく、最新機能を自由に設定・検証できます。
- 30日間じっくり復習可能: デモ環境は終了後も30日間利用できるため、当日時間が足りなかった箇所や他の設定も後から試せます。
- 充実の資料配布: 当日「出席確認」を行うことで、投影資料や詳細な演習ガイドがもらえます。復習や見直しに使えて便利です。

3. 今参加できる「Agentforce」ワークショップの紹介
現在、Agentforceに関する多様なワークショップが展開されています。
- ユースケース選定: 自社でどうAIを活かすかの計画を立てる(AFS101J)
- Prompt Builderを触ってみよう: AIへの指示書をCRMデータと連携させる(AFS001J)
- Service Agentを触ってみよう: 自律的に動くカスタマーサポートAIを構築する(AFS002J)
- Employee Agentを触ってみよう: 従業員の業務を支える社内用AIを作成する(AGT402J)
- RAGによるサービス向上: 自社のPDF資料などをAIの知識にする(AFS003J)
- Agentforce Sales Development (Lead Nurturing) 入門: SDRエージェントによるリード育成と商談設定を学ぶ(AGT404J-1)
- セールスコーチングを触ってみよう: AIによる商談のフィードバックやコーチング機能を体験する(AGT404J-2)
自身の役割や興味に合わせて、ステップバイステップで学べるようになっています。
4. 参加ワークショップ体験談:RAGによるAgentforceのサービス向上
参加例として、AIの回答精度を劇的に高める「RAG(検索拡張生成)」のワークショップの体験談ご紹介します!
やったこと
架空のリゾートホテルの担当者になりきり、以下の設定を行いました。
- エージェントの作成: 顧客と対話するベースのAIを作成。
- PDF資料の読み込み: ホテルのFAQ(PDF)を「データライブラリ」にアップロード。
- Data Cloud連携: アップロードした資料がAIに読み込まれる裏側の仕組みを確認。
- 実機テスト: 「チェックインは何時?」という質問に、AIがPDFの内容を引用して正しく答えるか検証。
- トラブルシューティング: 回答が不十分な場合に、プロンプトを微調整して精度を上げる手順を習得。
当日の流れ
1.デモ環境へのログイン
ワークショップの1日前にデモ環境のログイン情報がメールで届きます。開始前にログインしておくと良いです。
2.ワークショップスタート
講師の方と、質問対応の方と複数のスタッフの方がサポートしてくれます。
3.概要の説明とハンズオン開始
ワークショップの内容などの説明のあと、ハンズオンスタート!
4.ハンズオン
設定内容などはチャットしてくれるのでコピペで進めていくことができます!
途中わからなくなったら、ZOOMのQAに投稿するとすぐに回答してもらえます。
5.休憩と出席確認:
2時間などの長いワークショップの場合は途中で休憩がありました!
この時に、出席確認方法も共有してもらい、無事に出席連絡できましたー!
6.アンケートに答えて終了
後半もハンズオンがメインで進んでいきます。
演習ガイドと講師の方の説明があるので、順調に進めることができました。
アンケートに答えてワークショップ終了!資料の共有はメールですぐにいただけました^^
感想
「AIに自社専用の知識を教える」という一見難しそうな設定が、Salesforceの画面上でクリック操作だけで完結することに驚きました。 特に、一般的な生成AIが答えられない「自社独自のルール」をAIがスラスラ回答した瞬間は、実務での活用イメージが明確に湧きました。講師の方にチャットで質問できるのも安心感があります。
5. 参加方法について
参加は以下のステップで簡単に行えます。
- 公式サイトへアクセス: Trailhead Academy にログイン。
- ワークショップを検索: 「Agentforce」などのキーワードで検索。
- 通貨設定を確認: 受講可能なセッションが表示されない場合は、右上の設定から表示通貨を「日本円」に変更する。
- お申し込み: 開催日時を選択して申し込み。
6. 最後に
AgentforceはSalesforce社の注目製品のため、ワークショップもかなり充実している印象です。1回2時間と少し長めですが、受ける価値のあるワークショップなので、Agentforceをまだ使いこなせていないと感じているシステム管理者様はぜひ一度試してみてください!


