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【リリースノート】Winter'26まとめColumn

2026.08.12

【リリースノート】Winter'26まとめ
今回のリリースは、Einstein AIのさらなる進化、開発者向けの生産性向上ツール、そしてユーザーインターフェースの改善など、多岐にわたるアップデートが盛り込まれています。Winter '26のリリースノートから、 Enterpricsエディションに関する、特に注目すべき主要な新機能と改善点をピックアップしてご紹介します。
 
ビズブーストでは、Salesforce運用に課題を持つ企業様に向けた無料相談を実施中です。 戦略の見直しから、具体的な運用改善提案までご支援いたします。お気軽にご相談ください。
 
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◾️目次

1. 新しい設定ドメインが追加

2. Einstein 活動キャプチャ

3. Slackチャネルの作成

4.Salesforceフロー

まとめ:Winter '26で未来の働き方を体験しよう

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 新しい設定ドメインが追加

新しい設定ドメイン *.salesforce-setup.com が追加になりました。

 

これまでのSalesforceの設定ページは、内部的にサードパーティCookieに依存するコンポーネントを含んでいました。
そのため、ブラウザ設定でサードパーティCookieをブロックしていると、
一部のコンテンツが読み込まれず、設定ページが正しく表示されない、または機能しないという問題がありました。
 
今回のアップデートで、設定ページ内のすべてのコンポーネントがこの新しいドメインから提供されるようになります。
サードパーティCookieがブロックされていても、コンテンツがスムーズに読み込まれ、設定ページが正常に機能するようになります!
 
⚠️注意点
インターネットへのユーザーまたはサーバーのアクセスを制御している場合、
会社の許可済みドメインのリストに *.salesforce-setup.com を追加する必要があります。
 
※合わせて対応しましょう!※
アクセス制御を実施ている企業はIPv6(Internet Protocol Version 6)アドレスを含めるように許可リストを更新しましょう!
 
:: to ::fffe:ffff:ffff
0.0.0.0 to 255.255.255.255
::1:0:0:0 to ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff
 
詳細は以下のサポートページをご確認ください
 
 
 

Einstein 活動キャプチャ

Einstein 活動キャプチャのアップデートと今後の廃止予定について主要なポイントをまとめました。
 
 

取得したメールの活動データへの移行

変更前:以前のEinstein 活動キャプチャでは、メールデータがSalesforceの内部データベースに保存され、レポートや標準ツールから直接アクセスできませんでした。
 
変更後:「取得したメールを Salesforce の活動として同期するように移行」を有効化することで、これまでのメールデータがSalesforceの標準的な活動データに自動的に移行されます。
これにより、メールデータでレポート作成などで利用できるようになります。
 
⚠️更新および移行ツールは、2025 年 11 月下旬に本番環境で使用可能になります。
 

 

メールスレッドのサポート

同じ会話に属する複数のメールが、活動タイムラインやメールメッセージレコードでスレッドとしてまとめられるようになりました。
Winter26_1
 
 

取引先責任者の自動提案

取得されたメールから、既存の取引先責任者やリードと一致しないメールアドレスを「接続候補」として識別するようになりました。
これらの候補は、メールメッセージのレコードページなどから、新しい取引先責任者やリードとして直接追加できます。
 
 

今後の廃止予定

いくつかの機能が段階的に廃止されます。
 

Activity 360 Reportingなどの廃止

Summer '26で、Activity 360 Reporting、活動メトリクス、Activities Analytics ダッシュボードが廃止されます。
これに備えて、メールデータをSalesforceの活動として同期し、標準のレポートツールを使用するように設定し直すことが推奨されています。
 

EWS(Exchange Web Services)の廃止

Microsoftが2026年10月1日以降にEWSを廃止する関係で、EWSを使用しているEinstein 活動キャプチャの設定は、データ取得・同期ができなくなります。
Microsoft Graph APIへの移行が推奨されており、Salesforceカスタマーサポートに相談することが促されています。
 

同期されたカレンダーオーバーレイの廃止

カレンダーの重複などが混乱するなどあり、「同期された行動と取得された行動を表示」機能が廃止されます。
 
 
 

 Slackチャネルの作成

SalesforceレコードとSlackを連携させる際に、Slackチャネルの作成を自動化するものです。
通常、Salesforceのレコード(例:商談、ケースなど)とSlackチャネルを連携させるには、手動でチャネルを作成・設定する必要がありました。
しかし、この機能を使うと、以下の手順でチャネルを自動で作成できます。
Winter26_2
 
⚠️Salesforce設定でSlack 接続が設定されている場合は先に接続設定が必要です。
 
 

Salesforceフロー

新規作成したレコードの「取得」が不要に

この機能は、フローで新しいレコードを作成した直後に、そのレコードの情報(項目)をすぐに使えるようになり
レコードの取得コンポーネントを設定する必要がなくなりました!
 
以前のフロー作成方法
これまでは、フロー内で新しいレコード(例:新規ケース)を作成した後、
その新しいレコードの情報を別の要素(例:ToDoを作成する要素)で使いたい場合、一度「レコードを取得 」要素を挟む必要がありました。
 
【以前のフロー作成方法】
  1. レコードを作成(新規ケースを作成)
  2. レコードを取得(作成したばかりのケースを、別の要素で使えるように再度取得)
  3. レコードを作成(ケース情報を使ってToDoを作成)
 
 
【新しいフロー作成方法】
  1. レコードを作成(新規ケースを作成)
  2. レコードを作成(作成したケースの情報を、すぐ後の要素で直接使用してToDoを作成)
 
新しく作成したレコードの出力が自動的に利用できるようになったため、
フローの構築がよりシンプルで効率的になり、より動的なワークフローを簡単に作れるようになります!
 

 

画面フロー

「表示テキスト」コンポーネントで、ヘッダーや段落のスタイルを簡単に適用できるようになりました。
また、「静的リソースとして画像」をアップロードし使用できるようになりました。(ベータ)
 
これまでは、フローの画面コンポーネントに画像を表示したい場合、Salesforceの「ファイル」機能を使って画像をアップロードする必要がありました。
静的リソースは、フローを含むパッケージに含めることができるため、フローを別の組織にデプロイしても画像が失われることがありません。
これにより、開発、テスト、本番環境を通じて、フローに表示される画像の一貫性と可用性が確保されることになります!
Winter26_3
⚠️[静的リソースから画像を追加] オプションを使用して画像をセットする
 
 

承認プロセスとオーケストレーションの進化

 

承認プロセスのデバッグ機能

以前は、フロー承認プロセス専用のデバッグ機能はありませんでした
今回のアップデートにより、リリース前にフロー全体(承認プロセスも含む)を統合的にテストできるようになりました。
 

新しい権限

「フローの管理」権限がないユーザーでも、「承認デザイナー」「自動化アプリケーションでオーケストレーションを表示」という新しい権限を使って、
フロー承認プロセスの作成、変更、表示が可能になりました。
 

 

まとめ:Winter '26で未来の働き方を体験しよう

今回のWinter '26リリースは、単なる機能追加に留まらず、AIを業務の中心に据えることで、これまでの働き方を根本から変える可能性を秘めています。
特に、Einstein AI Copilotは、あらゆるユーザーの生産性を飛躍的に向上させるゲームチェンジャーとなるでしょう。リリースノートの全容はこちらからご確認いただけます。
Winter '26の新機能を活用して、よりスマートで効率的な業務を実現しましょう!
 

著者情報 青木 友香(あおき ともか)

ビズブースト株式会社 テクニカルディレクター 2022年よりSalesforceやHubSpotの導入支援に従事。戦略設計のディレクションから、実際のシステム構築・実装まで一気通貫で手がける「技術がわかるディレクター」として活躍。BtoBのリード獲得から営業連携までの仕組み化を牽引する。近年は最新AI「Agentforce」の検証にもいち早く着手。高度な技術力と進行管理力を活かし、一歩先の業務効率化を伴走支援する。