コラム|ビズブースト株式会社

購買意欲と色の関係とは?色彩心理学に基づくカラーマーケティングと色の効果を解説

作成者: 戸栗 頌平(とぐりしょうへい)|Sep 16, 2025 11:00:00 AM

突然ですが、目を閉じて「フェラーリ」の車を思い浮かべてみてください。さて、あなたの頭に浮かんだ車は何色だったでしょうか?

まぶたの裏に、目の覚めるような赤いボディが浮かんだ方が大半ではないでしょうか? 同時に「Rosso corsa(ロッソコルサ)」というワードが浮かんだあなたは、かなりの自動車好きかもしれません。

「Rossa corsa」はイタリア語で「レーシングレッド」という意味があり、これはレース業界におけるイタリアのナショナルカラーを表します。フェラーリの赤いカラーリングにはもともと「イタリアを代表する自動車メーカー」という意味が込められているのです。

もちろん、フェラーリの車には黄色や緑といったさまざまなカラーが存在します。しかしフェラーリを購入したいと考える人の大半は、やはり「赤いフェラーリが欲しい」と強く願っているはず。1990年代に購入されたフェラーリ車の85%以上は赤いカラーリングだったというのがその証拠です。

このフェラーリの例が示す通り、色が私たち人間の購入意欲に与える影響は大きく、それはBtoBマーケティングの領域においても同じです。

本記事では、購入意欲と色の関係性について、マーケティング担当者が知っておくべき点を解説します。

購入意欲と色の関係

色は人間の潜在意識に働きかけ、感情や行動に大きな影響を与えます。マーケティングにおいては、効果的な色使いが商品やブランドの成功を左右する極めて重要な要素なのです。

(出典:Digital Synopsis

実際に私たちが何かしらの製品を購入する際、その意思決定の93%は製品のビジュアルに、さらに84.7%は製品の色によって後押しされていると言われています。また、色は特定のブランドを認知する上でも顧客の心理に大きく(80%も)影響します。

このように、色は顧客の購入意欲をくすぐるだけでなく、企業が自社ブランドのイメージをコントロールする上でも、非常に影響度の高い重要な要因となり得るのです。

この項では、色が人間に与える影響を探求する学問「色彩心理学」、そしてそれをマーケティングに活用する「カラーマーケティング」をご紹介します。

色彩心理学とは

色彩心理学は、色が人々の心理的、感情的、生理的、そして文化的な反応をどのように引き起こすかを探求する心理学の分野です。色彩心理学が学問として確立されたのは、比較的最近のことですが、色の影響は古代から認識されています。

古代エジプトでは、壁を特定の色に塗った部屋に患者を寝かせることで、たとえば青は痛み、オレンジは疲労、紫は皮膚といった具合に、その患者のさまざまな健康上の問題を取り除くことができると信じられていました。これと同様に、色を使用した治療法は古代ギリシャやインド、中国と世界中で行われています。

(出典:Wikipedia

その後1810年、Johann Wolfgang von Goethe(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)が『色彩論』を発表し、色が人間の感情に与える影響を詳細に探りました。彼は色を「光と闇の相互作用」と捉え、色が人々の内面的感受性や情緒にどう影響するかを解析したのです。たとえば赤色は活動的な情熱を、青色は受動的な冷静さをそれぞれ象徴しているとゲーテは述べました。

(出典:The Colour Works Foundation

同じく色彩の心理的側面に着目したスイスの心理学者、Carl Gustav Jung(カール・グスタフ・ユング)は、色が無意識の感情や思考、記憶に深く関連していると考え、色を活用して患者の心理状態を解明する方法を開発しました。ユングのアートセラピーでは、患者が選んだ色を分析することで、抑圧された感情や心理的な問題を明らかにする試みが行われました。

20世紀に入ると、色彩心理学はさらに進化し、マーケティングや広告の分野で積極的に応用されるようになりました。アメリカの心理学者マックス・ルシャーは、色が人々の感情や行動に与える効果を詳しく研究し、「カラー心理テスト」を通じてその知見を体系化しました。このように、色彩心理学は多岐にわたる分野でその価値が認識され、利用されているのです。

カラーマーケティングとは

カラーマーケティングとは、色を戦略的に利用して、効果的に顧客の購買意欲の醸成やブランディングをするマーケティング手法です。マックス・ルシャーのような心理学者は、色の選択がどのようにして人々の心理状態や感情に作用するかを明らかにし、これがマーケティングに応用されました。

また、近年はインターネットの登場とデジタルマーケティングの台頭により、色の重要性はさらに増しています。ウェブデザインやウェブ広告において、色はユーザーの注意を引き、クリック率を高めるための重要な要素です。

(出典:Slack

たとえば上記画像の黄色枠はSlackのCTAボタンですが、このボタンの色が薄紫や青色だった場合、視認性が大幅に低下し、クリック率の低下を招くでしょう。この例のように、オンライン環境においては、色の使用が直接的にユーザー体験やエンゲージメントに影響を与え、コンバージョン率を高める効果があります。

カラーマーケティングは単なる色の選択以上のものであり、ブランド戦略、ユーザー心理、文化的要素を組み合わせた複雑なプロセスです。購入の34.5%が色によって影響される、ということが判明した研究もあるほどです。

適切な色の使用は、ブランドの認知度を高めるだけでなく、顧客の購買意欲や満足度を向上させるためにも大きな役割を果たします。

購買意欲を高めるためになぜ色彩心理学が重要なのか

購買意欲を高めるために色彩心理学が重要な理由は、人間の心理や感情に色が与える影響を理解し、それをマーケティング活動に活かすことができるためです。色彩心理学を活用すれば、適切な色の選択や組み合わせによって、顧客の購買意欲を高めたり、製品サービスをより魅力的に見せたりできます。

(出典:delish

たとえば、マクドナルドやバーガーキング、ケンタッキーなどのファストフードチェーン店のロゴに赤が使用されている理由は、赤には心拍数や食欲を高める効果があるためです。このようにロゴや製品サービスなどに適切な色を使用することで、印象を高めたり、購買意欲を刺激したりできます。

さらに、色彩心理学を活用することで、ターゲットとする顧客層に合わせた効果的な色の選択が可能です。たとえば、若い世代には明るい色やポップな色が効果的であり、高齢者には落ち着いた色や柔らかい色が好まれ、BtoBにおいては信頼性を高める色が効果的な傾向にあります。

色が人にもたらす影響

色が人にもたらす影響は主に、心理的・感情的・生理的・文化的の4つです。これらの影響を理解することで、色彩心理学をマーケティングに応用できるようになります。ここからは、色が人にもたらす4つの影響を見ていきましょう。

心理的影響

色の心理的影響は、製品やサービスに対する顧客の認識に深く作用し、マーケティング戦略において重要な役割を果たします。

たとえば、暗い色は安定感や信頼感を与えるために用いられることが多く、高級車や高価なジュエリーなどのプレミアム製品のマーケティングに効果的です。これらの色は、製品の価値を高め、ターゲット顧客に対して品質と信頼性の高さを伝えるために選ばれます。

色を戦略的に利用することで、特定の感情やイメージを喚起し、顧客の購買行動に強く影響を与えることができます。

感情的影響

各色は異なる感情や反応を引き起こす能力を持っており、これを理解し利用することがマーケティングにおいて効果的です。

たとえば、赤色は情熱、エネルギー、緊急感を象徴し、顧客の行動を刺激する効果があります。そのため、セールキャンペーンや「今すぐの行動」を促す広告に使用されることが多いです。一方で、青色は冷静さや安心感を与えるため、銀行や保険会社などの信頼を必要とするサービスのブランディングに適しています。

このように各色が持つ感情的な影響を理解し、適切に利用することで、ブランドや製品の魅力を高められます。

生理的影響

色は人々の感情だけでなく、身体的な反応にも作用します。たとえば、赤色は人々の心拍数を上げ、血圧を高める効果があり、エネルギーを感じさせる色として知られています。このため飲食業界では、食欲を刺激し消費者の購買意欲を高める目的で赤色がよく使われます。

青色は逆にリラクゼーションを促進し、心を落ち着かせる効果があるとされます。これは、安眠を助ける製品やストレス軽減を目的とした製品での使用に適しています。さらに、青色は体温をやや下げる作用があるため、暑い地域や季節の製品デザインに取り入れることで、涼しげな印象を与えることができます。

文化的影響

異なる文化では色に対する認識が大きく異なるため、これを理解し適切に取り入れることがグローバルマーケティング成功への鍵となります。

たとえば、白色は多くの西洋文化では純潔や清潔感を象徴し、結婚式のドレスなどに用いられますが、一部のアジア文化では喪の色とされ、葬儀で着用されることが一般的です。

赤色は中国や多くの東アジア文化では繁栄や幸運を表し、お祝いごとや贈り物に好まれますが、南アフリカでは悲しみや喪を象徴する色として用いられることがあります。

これらの例からわかるように、色の選択は単に視覚的な魅力だけでなく、文化的な意味合いにも大きく影響します。そのため、国際市場でのブランディングやマーケティングを行う際には、対象地域の文化に適した色使いをすることが重要です。

購入意欲に影響を与える代表的な色とその特徴

(出典:Oberlo

それでは実際に、各色とそれらが人間の購入心理に与える影響について、実際にその色が使用されているブランドロゴを実例に挙げながら見ていきましょう。

青色

(出典:HubSpot

青色を見たものに与えるのは「信用」「論理的」「頼り甲斐」といった安心感です。同時に「気高さ」「気品」を与え、ブランドとしての「格」を感じさせる影響もあります。

また青色は「一番好きな色」として挙げられる比率が世界的に高く、非常に人気の色です。そのためブランドのテーマカラーとして採用される比率も最も高くなっています。「ユニコーン企業」と呼ばれる、評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップのトップ50企業のうち、20%もの企業が青色を自社のメインカラーとしているほどです。

一方で、青色は一定の「冷たさ」を感じさせる色でもあり、無感情さや無愛想さといった印象を与える効果もあります。これは暗く濃い青であればあるほど顕著で、逆に明るく薄いトーンだと社会的なイメージを与えます。

そのためFacebookやTwitterなど、ソーシャルコミュニティをテーマとしたブランドでは後者の薄めのトーンが好まれる傾向にあるようです。

赤色

(出典:HubSpot

赤色は色彩心理学の中でも非常に強力な色として知られています。人は赤色を目にすることで「興奮」「情熱」「エネルギー」「パワー」「不屈」といった感情が湧きあがります。

また「血」の色である赤は人体に身体的な影響を強く及ぼす色としても知られています。たとえば心拍数の上昇、血管内の血流上昇、体温の上昇などが赤色を見たときの人体の反応として知られています。しかし、その中でもなかなか知られていない作用のひとつが「ハングリー」、つまり見た人を「空腹」にさせる作用です。

コカコーラ、マクドナルド、KFCなどは赤色がもつこの「空腹作用」をうまく自社のロゴに含めています。特にマクドナルドは後述する「幸福感」の黄色もロゴに含み、さらには同色のマスコットキャラクターを置くことで、子供世代を中心に見事に顧客の心を掴んでいる例と言えるでしょう。

(出典:Digital Synopsis

一方で赤は、見る人に「痛み」「危険」「攻撃性」といった、マイナスのイメージを与えてしまうこともあります。マーケティングで使用する際にはブランドが含むコンテンツの意味合いなどによって注意して使用する必要があります。

緑色

(出典:HubSpot

森林や草原といったイメージから分かる通り、緑色は見る人に「自然」「フレッシュ」「健康」といった「穏やかさ」をイメージさせ、リラックスさせる効果があります。また、木々が空に向かって伸びていくように「希望」「成長」「可能性」といった「期待感」も緑色を見ることで得られます。

アメリカのナチュラル&オーガニックフードマーケットとして有名な、ホールフーズ・マーケットのロゴが緑を基調としたデザインとなっているのを中心に、特に新鮮さをテーマとしやすい食品関係の企業で多く採用されるカラーです。

(出典:Digital Synopsis

訪れる顧客に、落ち着いてコーヒーを楽しむ時間と場所を提供するスターバックスのロゴは、緑色を基調としたデザインです。茶色などのアクセント色や人魚のロゴデザインも相まって、より「自然」を連想させる落ち着いたデザインを徹底しています。

紫色

(出典:HubSpot

紫色は主に「上品」「威厳」「富」といったイメージを連想させるカラーです。紫は世界各国で王族が使用する色としても有名です。イギリスでかつてエリザベス1世が皇族以外に紫色の使用を禁じたのは有名な話ですし、日本においてもかつて聖徳太子が官吏の身分を色で表すために制定した「冠位十二階」でも紫は最上位の色とされていました。

タイ国際航空はタイ王国を代表する航空会社であり、その株主のほとんどは王室か政府関係が占める企業ですが、同企業のテーマカラーも紫であり、その格式の高さをブランドカラーで表しています。

また、グリーティングカードで有名なアメリカのホールマークは、ロゴマークが紫色なだけでなく、その社名「Hallmark(金細工職人が品質の認証として自身の製品に刻むサイン)」からも、徹底して「品質」を自社のテーマとしてアピールしていることがわかります。

橙色(オレンジ)・黄色

(出典:HubSpot

橙色(オレンジ)が持っているのは「友好性」「暖かさ」「自信」を見た人に与え、その人を奮い立たせるような効果です。青色と異なり、かなりフレンドリーな印象を持たせる色なため、相手に「会社っぽい」というイメージを植え付けにくいという効果もあります。そのため、BtoCのブランドロゴに使用されるケースが多いです。

日本のマネーフォワードは、個人向けの家計簿アプリ「Money Forward ME」はオレンジ、法人や個人事業主を対象とした「Money Forward クラウド」はブルーをそれぞれブランドカラーとしています。フレンドリーな前者とビジネスライクな後者という具合に、わかりやすくはっきりと分けている例です。

(出典:マネーフォワード

(出典:HubSpot

黄色もオレンジと似ており、「暖かさ」や「幸福感」といったイメージを見る人に与えます。また「イノベーション」「創造性」「楽観」といった印象を与える効果もあります。

しかし、特に明るく濃いトーンの黄色からは「警告」「危険」といった印象が感じ取られてしまうこともあるため、赤色と同じく使用する際には注意が必要です。

赤色の項でも説明したマクドナルドは、黄色の「幸福感」を見る人の食欲につなげているよい例と言えるでしょう。

マーケティングで色を活用するシーン

それでは、どのように色をマーケティングに活用すればよいのでしょうか。ここからは、マーケティングで色を活用する主なシーンを具体例と共にご紹介します。

企業/プロダクトロゴ

企業ロゴやプロダクトロゴは、ブランドイメージを形成する重要な要素です。2006年の研究によれば、ブランド・プロダクトロゴに適切な色を選ぶことで、ブランドに即時の価値をもたらすとのこと。機能的な製品には機能的な色が、感覚的・社会的な製品には感覚的・社会的な色が適切であるとされています。

(出典:Wikipedia

たとえばAppleのロゴは、シンプルながらも認識しやすいりんごの形をしており、元々は虹色でしたが、現在はモノクロームまたはシルバーを使用しています。この色の変化は、製品の洗練された技術とミニマリズムを表現しており、シンプルかつ高級感あるテクノロジー製品のイメージと合致しています。

適切な色を選ぶことで、その製品の機能的または感覚的特性を強調し、顧客の認識を形成する助けとなります。色選びはただ単に見た目をよくするだけでなく、ブランドの価値を伝え、顧客に対して強い印象を与える戦略的な決定であることが重要です。

ウェブサイト

色はウェブサイトの視認性を高めるだけでなく、ブランドアイデンティティを強化し、ユーザーに特定のメッセージを伝える役割も担います。まずウェブサイトにはブランドカラーを反映するべきです。各タッチポイントで統一した色を使用することで、顧客にブランドを覚えてもらいやすくなります。

また、ウェブサイトにおいては購入や問い合わせなどのCTAボタンの色も考慮しなければいけません。業界では、赤色のボタンVS緑色のCTAボタン論争がありますが、大事なのはCTAが目立つ色を使用することです。

赤色のほうがコンバージョン率が高くなるという事例は多々ありますが、ウェブサイトデザインが赤を基調としている場合、赤のCTAボタンは目立たないため、コンバージョン率の低下へとつながるでしょう。大事なのはコントラストです。

(出典:HubSpot

上記画像はHubSpotの公式サイト。CTAボタンには、目立つオレンジ色が使用されています。そして、このオレンジ色は同社のロゴカラーでもあり、効果的にブランドを反映させられている例です。

ウェブサイトはインターネット上における企業の顔だからこそ、ブランドを意識した色使い、訪問者に気づいてもらえるCTAカラーを設置することが重要となります。

名刺

名刺のデザインにおいて色の選択は、プロフェッショナルな印象を与えるだけでなく、個人や企業のブランドアイデンティティを強く反映します。受け手に与える第一印象は重要であり、一般的にはブランドカラーを使用するのが無難でしょう。

(出典:SmartHR Design System

また、あまりにも主張が強すぎる色は避けた方が賢明です。名刺は読みやすさが何より重要なので、背景と文字の色のコントラストを適切に保ち、見やすいデザインにしましょう。

広告

ニールセンの調査によると、感情に訴える広告は、短期的にも長期的にも、理性的に訴える広告の2倍の効果があるそうです。それでは、感情に訴える広告とはどのようなものでしょうか。感情に訴える広告のポイントはいくつかありますが、やはり効果的な色使いは欠かせないでしょう。

数ある感情の中でも、2021年の研究では快楽(愛情深い、友好的、感謝している)や覚醒(活動的、興味を持っている、興奮している、楽しんでいる)といった感情が、ブランドおよび広告に対する顧客態度に影響を与えることが明らかになりました。つまり、ピンクやオレンジ(快楽に関する色)、赤や黄色(覚醒に関する色)などが効果的に顧客の感情に訴えられると考えられます。

ただし、これはあくまでも参考であり、実際には目的や製品によって色を使い分ける必要があります。たとえば、セールや特別なイベントを宣伝する際には赤色を使用し、緊急感や興奮を引き起こす効果を狙う。安心感や信頼性をアピールする場合は、青色や緑色を使用するといった具合です。

(出典:Optimizilla

上記画像の赤枠はGoogle Cloudのディスプレイ広告です。広告のデザインには、青色と黒色の背が用いられており、技術的な信頼性と専門性を強調しています。また、黒背景に青色のフォントを用いることで、コントラストが高まり、ユーザーの視認性が高まっているのも特徴です。

資料コンテンツ(営業資料/eBookなど)

営業資料やeBookなどの資料コンテンツは、比較検討段階における顧客との重要な接点となるため、自社の想起率を高めるためにも、ブランドや製品カラーを反映した色をメインに使用するとよいでしょう。そのうえで、顧客の興味を維持しながら資料を最後まで読んでもらうために、コントラストのある色を使用し、情報を視覚的に強調します。